本日、帰宅したところ、郵便受けに、防災の本が入っていました。こちらは、東京都が、都民に対し無料で配布している冊子です。今回は、2023年の改訂バージョンのよう。
そういえば、今年、お子さん、高齢者、外国人向けに、アプリの方もリニューアルをしましたと、ニュースで言っていたな〜と思いつつ、いざ開封。
「東京くらし防災」&「東京防災」の本
箱を開けたら、小池さんの写真付き挨拶文が出てきました。
冊子は、「東京くらし防災」&「東京防災」の2冊構成されています。
- STEP1.「東京くらし防災」を読んで、基本的な災害への備えや災害時の行動ルールについて学び、防災対策を実践する。
- STEP2. 「東京防災」を読んで、最新情報をもとにアップデートし、防災について知識を深める。
「東京くらし防災」
まずは、STEP1.の「東京くらし防災」。179ページの冊子です。特徴としては、災害が起きた時のことを具体的に想像させ、「今」行動に起こし、準備をする、備えましょうと呼びかけています。
<災害発生のタイミング毎に、どこでどんなことが起こるか>
<災害時、どんな人が、どんなことで困るか>
本の冒頭では、設問による防災レベル診断もあり、防災に対する理解度、準備度を測ることができます。自分の防災レベルを測ってみましょう。
「東京防災」
SETP2.の「東京防災」の冊子は、275ページと、「東京くらし防災」より厚めで、知識が詰まっています。こちらは、統計や、災害の最新の情報など、防災についてのアップデートされた知識を得ることができます。
<都心で災害が発生したらどうなる?>
発生直後から、時間が流れていく中で、どんなことが起きるか、私たちはどんなことに困難を感じることになるのかを、描くシーンで順序立てて説明しています。
また、「東京くらし防災」同様、ただ読んで終わりではなく、「今」行動に起こすように促す「今やろう」マークも。
災害は、巨大地震、台風、豪雨など、いろんなパターンを想定し、どんなことが起こり得るか、どんなことを想定し、備えるべきかを説明しています。
まとめ
Let’s Get Prepared!
今やろう。防災から身を守る全てを
以前の黄色いバージョンも、わかりやすく、読みやすい冊子でしたが、今回の2部構成の冊子も、とてもわかりやすかったです。何が起こるか具体的に「知る」、身近なものとして「想像する」ことによって、実際日常の中で準備し、備えておくように行動として促す…という本でした。
まずは、防災レベルチェックをしてみたいと思います。