コロナ以降、仕事で在宅勤務になり、お家の時間を大切にするようになりました。その中でも気に入って、今でも続けていることがお花のサブスクです。
初めは、生花の手入の仕方がわからなかったり、捨てどきがわからず、戸惑いもしましたが、仕事中に、ふとした瞬間に目に入る、緑や綺麗なお花に、ひっそりテンションが上がります。目に入り、少しときめく… ネイルをした時に近い感覚です。
お花のサブスクには、いろんな種類があります。今回はその中でも、初心者向けに、私が実際経験した二つサブスクについて徹底比較し、ご紹介いたします。
お花の定期便「HitoHana」
HitoHanaは、20万人以上が登録している、国内トップクラスのフラワーデリバリーサービスです。数あるサブスクの中でも、低価格から始められて、手間がかからない、かつ自由度が高いため、初めの一歩を体験したい方におすすめのサブスクです。
特徴1. 「宅急便」でお家に届く
私の好きが届く暮らし、はじまる。
HitoHana
HitoHanaのサブスクでは、定期的に、お花を配達してくれます。お花は、専用のBOXに入れて、宅配便で手渡し、かつ、とても丁寧に包装してあり、お花が傷つくこともありません。何よりも、お花を買いに行く煩わしさがない!
特徴2. お花の色と、ボリュームが指定できる
どんなお花を飾りたいか、花束の大きさをどうするか、その時の気分や、お家のインテリアによります。HitoHanaの定期便では、花束の色を6色+おまかせから、花束のボリュームを5サイズから、選ぶことができます。毎回指定ができるので、都度変えてみるのもよし、おまかせして、どんな花束が届くかドキドキしてみるのもよし。
- カラー
- おまかせ
- ホワイト&グリーン
- レッド
- イエロー&オレンジ
- ブルー&パープル
- ブラウン
- ピンク
- ボリューム
- Lite(税込1,320円)
- S(税込1,980円)
- M(税込2,640円)
- L(3,850税込円)
- LL(4,950税込円)
特徴3. フローリストが季節のお花をアレンジしてくれる
花束は、指定した色・ボリュームで、フローリストがアレンジしたお花が届きます。見たことないお花や、自分では選ばなさそうなお花が綺麗な花束になって届くので、組み合わせを楽しむことができます。お花が届いた時に、「わっ」と!なったりします。また、事前にメールにて、今回届くお花の特徴や写真が配信されるので、お花の情報を確認できるのも良いです。
私が、これまで一番驚いたのは、こちら。ポケモンに出てくる「ナッシー」かと思いました(笑)。
特徴4. 定期便
当たり前ですが、お花は定期的に届きます。届く頻度を自由に指定することができます。
- 毎週お届け
- 2週間に1回お届け
- 毎月1回お届け
総評
★おすすめポイント
HitoHanaは、お花のサブスクにちょっと興味ある…でも、いちいちフラワーショプに行くのも面倒臭いし、お花なんて選んだことないし…という方にぴったりです。お花がある華やかな生活を体験することができます。
★注意ポイント
こちらは、宅配便の料金も入っているので、頻度やボリュームによっては、料金が高くなってしまうこともあります。もちろん、普通に花束を購入する値段と変わらないし、他の定期便のサブスクと比較すると値段は抑えめです。自分と合ったプランはどれか、模索してみましょう。私は、ボリュームを小さくしてみたり、大きくしてみたり、カラーを調整してみたりして、最終的におまかせカラーのMサイズで隔週に落ち着きました。お花は新鮮で、夏場でない限り軽く1-2週間は綺麗な状態なので、隔週くらいでちょうどよかったです。
日比谷花壇「ハナノヒ」
「ハナノヒ」は、毎月決まった分のお花をお花屋さんで受け取れるサービスです。日比谷花壇の「ハナノヒ」アプリでプランを購入し、店舗でQRコードを読み込むだけで、毎月決まった分、お花を購入できるサービスです。
好きなお花を店先で選ぶ楽しさは格別!
ハナノヒ
フローリスト気分も味わえます。
特徴1. お花やさんに行く必要がある
一番の特徴は、直接お花屋さんに行かないといけないということです。職場の近く、家の近くなど、通り道に日比谷花壇がある場合は、とてもお勧めです。ただ、近くに日比谷花壇がない場合は、わざわざ寄らなければいけない煩わしさがあります。
特徴2. 自分で花を選べる
日比谷花壇のフラワーショップのお花を見て、自由にお花を選ぶことができます。お花やさんに通っていると、その時々の季節に合わせたお花がディスプレイされています。春には芍薬、チューリップ、5月にはバラ、梅雨時には、紫陽花など、季節の花々を楽しんだり、時にはグリーンだけでまとめてみたり、色とりどりのお花の中から、その時欲しいお花を選ぶ体験は、いつもワクワクします。ぜひ、好みのお花や、好みの組み合わせを見つけてみましょう。
特徴3. 専門家の意見が直接聞ける(店員さんとのコミュニケーション)
お花やさんに通っていると、どんなお花を選ぶか、どんな組み合わせにしようかち迷う場合があります。そんな時は、ぜひ、店員さんを頼りましょう。バラや、ラナンキュラスなどメインとなるお花を選んで、何を足せば良いですか?とか、白い感じの花束にしたいです!など、ふわっとした要望にも親切に答えてくれます。時には、自分には考えつかない組み合わせだったり、ちょっとしたお花についての小話もしていただいたり、楽しい時間になります。ただ、時間帯によっては、混み合っていますので、コミュニケーションはご迷惑にならない程度に楽しみましょう。
特徴4. プランに種類が豊富
大手のお花屋さんであるからこそ、サービスも充実しております。日比谷花壇に通える回数と、月額で、さまざまなプランがあります。プランはすべて月額となります。
低価格で気軽に始めてみたい方は、月6回、1本ずつ受け取りことができる、「ココハナプラン」がお勧めです。また、日比谷花壇が通り道にある場合は、日替わりで毎日1本切り花が選べる「まいにちイクハナプラン」もお勧めです。お家にある、コップや、ジャムの空き瓶など、一輪のお花を飾って楽しんでみてはいかがですか? こちらは、対象の切り花の中から選ぶことができます。
もう少し、お花のある暮らしを楽しみたい方は、990円×5回受け取りの「ときどきイクハナプラン」1,650円×5回受け取りの「サクハナプラン」がお勧めです。こちらは、日比谷花壇さんのすべてのお花から選ぶことができるので、とてもお勧めです。切り花は、だいたい、300円〜1000円程度なので、「ときどきイクハナプラン」は、3輪ほど、「サクハナプラン」は、3〜5輪ほど選ぶことができます。
その時々によって、異なることもありますが、よくあるお花のお値段は下記の通りでした。ちなみに、私は、色んなお花のサブスクを経て、現在は「サクハナプラン」に落ち着いています。
- ガーベラなど:330円
- カーネーション:385円
- チューリップ、ラナンキュラス:440円
- バラ、芍薬:660円
そして、とにかくお花を満喫したい方におすすめなのは、3,300円×6回の「ハナハナプラン」、6,600円×6回の「イコーハナヤプラン」です。毎回ボリューム満点んおお花を楽しむことができます。
総評
★おすすめポイント
「ハナサク」は、とにかく低価格で、一度お花のサブスクを始めてみたい方にぴったりです。1000円程度で始めてみることができます。また、自分でお花選んでみたい!という方にもピッタリです。日常的にお花を選ぶことができるので、ちょっと失敗しても次がある!と気軽に選ぶことができます。また、今回はお花をメインで、次回は緑を足して、など数回に亘り自分だけのお花コーナーを作って行くことができます。そして何より、コスパが最高です。宅配便料金などが入っていないため、他のサブスクよりも値段を抑えて始めることができます。私が現在利用している「サクハナ」プランは、1,650円×6回お花の受け取り何で、実際は9,900円ですが、お支払いは4,385円(税込)!5,515円もお得です。
★注意ポイント
日比谷花壇「ハナノヒ」の最大の弱点は、やっぱり「通わなくてはいけない」ことです。実際、日比谷花壇に訪れて、お花を選ぶことになるので、通り道にないと、少々面倒くさいな〜となります。日比谷花壇のフラワーショップは全国にあるので、お家の近くにあるか確認してみましょう。ちなみに、お花が届く定期便である「ハナノヒ365days」というものもございますが、月1回3,850円、月2回6,600円と少々お高めなので、定期便の場合は、「HitoHana」の方がお勧めです。
まとめ
数年前までは、花束は退職する方に贈るもの(笑)程度の認識だったのですが、今は、次はどんなお花を選ぼうかな〜と、とても身近にあります。仕事中にふと、視線のどこかにお花があると、心が弾みます。気分転換にも、一度お花を飾ってみてはいかがですか?花瓶なんてなくても、コップに、余った瓶に1輪生けて置くだけでも、お家の雰囲気がだいぶ変わります。