鎌倉で紫陽花（あじさい）を満喫！

じめじめとした梅雨時ですが、こんな時こそ、楽しめることがあります。梅雨といえば、紫陽花！咲き誇る紫陽花を楽しめるのは今の時期だけ。朝早く起きて、一日を目一杯楽しみましょう。

今回は、鎌倉での紫陽花を目一杯楽しむプランをご紹介いたします。

1 あじさい寺で有名な「明月院」
2 「こまち茶屋」のあじさいのかき氷

あじさい寺で有名な「明月院」

あじさいが咲き誇る石畳の階段の景色を、どこかで見たことがありませんか？こちらの景色は、あじさい寺で有名なお寺の、「明月院」で見ることができます。

「明月院」は、JR北鎌倉駅で降りて、歩いて10分の場所にあります。あじさいの季節には、人がとても多く、人の波に乗って歩くと自ずと明月院に着きます。お寺に入ってからは、色とりどり、品種も色々なあじさいを楽しむことができます。

お寺に入り、道順で歩くと、早速もこもこしたあじさいがたくさん咲いています。

「アジサイ」

まずは、一番馴染み深い、４枚の花びらのの房がもこもこ集まっている形のお花。こちらは、そのまま「アジサイ」という名前です。お花がもこもこ集まったお花の咲き方を、テマリ咲き言うそうです。実はこちらは、日本の紫陽花が西洋で品種改良さているとのこと。一番よく見かける品種なので、日本古来のお花かと思いきや、逆輸入されたものでした。

「アジサイ」自体、花の色もサイズも様々。でも、やっぱりこのアジサイ特有のブルーが一番The あじさい！と感じるのは私だけでしょうか。写真も青いものばかり撮ってしまいます。

日本原産の「ガクアジサイ」

つぶつぶの小さなお花を、大きな花が額縁のように囲んでいる姿の紫陽花です。このような咲方をガク咲きと呼ぶそうで、お名前は「ガクアジサイ」。この「ガクアジサイ」こそ、日本原産の紫陽花です。

ドレスのような「ダンスパーティー」

花びらがドレスのように広がっている紫陽花です。こちらは、「ダンスパーティー」という可愛らしい名前です。日本のガクアジサイと、アメリカの品種を掛け合わせた作ったお花で、最近お花やさんでよく見ことができます。色は、薄いピンクが多く、紫や青色もあります。

富山のオリジナル品種「銀河」

また、今回、初めて目にした品種の紫陽花もありました。調べてみたところ、「銀河」という、島根が産んだオリジナルの品種とのことです。こちらは、2016年に、新品種のコンテストである、「ジャパン　フラワー　セレクション」で最高賞である「フラワー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。また、同年「F&G ジャパンセレクション」「新花コンテスト」というお花のコンテストで受賞した、新しいお花でした。白からブルーにグラデーションしている星の形の花びらが重なっていて、まさに小さな宇宙という感じ。お花の名前に「銀河」なんて、なんともロマンチックですね。