皆さん、「もなか」って、どんなイメージがありますか?
私は子どもの頃、もなかといえば、某ジャニーズの方がCMしていた「チョコモナカジャンボ」でした(笑)。アイスの印象が強くて、正直、和菓子としての最中にはあまり親しみがなかったんです。でも、お茶が好きになって、急須で丁寧に煎れる緑茶を楽しむようになってから、自然と和菓子の魅力にも惹かれるようになりました。
ということで、今回は、奈良の柿専門店「柿の専門」が手がける
人気和菓子「柿もなか」と、
相性抜群のルピシアの緑茶「宇治やぶきた」をご紹介します。

🍡 本日のお菓子:柿専門店の「柿もなか」
奈良といえば、古都としての風情とともに、柿の名産地としても知られています。
その奈良で、柿一筋にこだわるお店「柿の専門」が手がけた、こだわりの和菓子がこちらの「柿もなか」。
一見、小さなもなかですが、ひとくち食べた瞬間に、柿の甘みが口いっぱいに広がり、まるで高級な干し柿をそのままいただいているかのような濃厚さ。


柿餡のこだわり
- 餡は100%柿。白餡も小豆も使っていません。
- 小さなもなかの中に、なんと柿が半個分も詰められているとか。
- 添加物は一切不使用。素材そのままの甘みが際立ちます。
- 後味には、ほんのりと香る柚子の風味が上品に残り、全体をキュッと引き締めてくれます。
噛みしめるたびに、「ああ、これは丁寧に作られたものだなぁ」と感じさせてくれる一品。まさに、大人のおやつ時間にぴったりな和菓子です。


皮の魅力
- 国産もち米100%使用
- 空気のようにふわっと軽く、さくさく
- 柿の形を模したデザインで、上には葉っぱまでついているこだわりよう!
皮は、国産もち米100%で作られており、ふわっと軽やかで、サクッとした歯ざわり。
ほんの数ミリの厚みの中に、絶妙な食感と香ばしさが詰まっています。
そして何より、形もかわいらしくて、もなか自体が柿のかたちをしているんです!
上から見ると、ちゃんと「柿の葉っぱ」までついているというこだわりデザイン。
思わず写真を撮りたくなるビジュアルも、お土産にぴったりな理由の一つです。

柿本来の甘さがギュッと詰まっていて、まるで高級干し柿をそのままお菓子にしたような味わい。
和菓子好きの私でも、ここ最近でNo.1の美味しさでした。
🍵 本日のお茶:ルピシア「宇治やぶきた」

柿もなかに合わせたのは、香ばしさと旨味が際立つ、京都・宇治産の緑茶「宇治やぶきた」。この「柿もなか」に合わせたのは、ルピシアの緑茶『宇治やぶきた』。
「宇治」は言わずと知れた、日本茶の聖地。
その中でも、この「やぶきた」は、日本全国で最も多く生産されている茶樹の品種。バランスの取れた渋みと旨味、そして育てやすさで、全国の茶農家から愛され続けている品種です。
宇治やぶきたの特徴
- 京都・相楽郡の一番茶を使用
- 茶葉は深緑で艶やか、抽出すると淡い黄金色に
- 渋すぎず、すっきりとした口当たりで、ほどよい渋みと、うまみのバランスが絶妙!
しっかりとした緑茶でありながら、どこかほっとするまろやかさもあり、和菓子の甘さを引き立ててくれます。甘味のある柿もなかとの相性が抜群でした。


美味しいお茶と、美味しいスイーツをいただく至福の時でした。
🌿 まとめ|「和のおやつ時間」を、丁寧に楽しむFikaスタイル
このブログでは、スウェーデンの「Fika(フィーカ)」という文化――“甘いものと一緒にお茶やコーヒーを楽しむ時間”――にちなんで、日本流Fika=「お茶とお菓子」の組み合わせをご紹介しています。
今日のFikaは、奈良の柿もなか × 京都の緑茶という、関西コラボレーションでした。
和の素材と職人技が光るこの組み合わせは、どこか懐かしく、でも新しい味わい。
おうちで過ごす、ちょっと特別な午後のひとときに。
こんな上質な和スイーツと、香り高い緑茶で、心をととのえるFika時間を過ごしてみませんか?
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