紅茶好きだが、お茶ならなんでも好きなFIKAでございます。今回は、蒸し暑い今の季節にぴったりな、CLIPPER(クリッパー)の、オーガ人くミンティーについてご紹介いたします。
「CLIPPER(クリッパー)」とは?
CLIPPER(クリッパー)は、イギリスを代表する紅茶のブランドです。
クリッパーは、1984年にイギリスのドーセットにある紅茶のマスターテイスターである、”マイク&ロレーヌ・ブリーム”の最高品質アッサムティーからスタートしました。 イギリス市場で初めてオーガニックの紅茶を取り入れ、1994年には国内初のフェアトレード認証を受け、最近では美食の国際大会「グレイトテイストアワード」を始め、数々の国際的な賞を受賞するなど、世界中で愛される紅茶ブランドです。
株式会社鈴商 クリッパー HP から
フェアトレードに力を入れている会社
さて、歴史の話になりますが、お茶の主な産地である、インド、スリランカ、東アフリカ諸国の茶園のほとんどは、イギリスの植民地時代に造られたものです。イギリスの素敵な紅茶文化ですが、裏には植民地であった各国あら労働力を搾取して作り上げたことも事実。現在も、茶園で働く労働者への低賃金や劣悪な労働環境などの問題は続いていると言えます。
クリッパーは、イギリスで初めてフェアトレードの認証を受けたティーブランドです。フェアトレード(FAIRTRADE)とは、国際的な基準を設定し、このような立場の弱い開発途上国の小規模生産者・労働者の様が、適正賃金を受け取り、安全で衛生的な労働環境が守られるようにする、「貿易のしくみ」をいいます。自分が飲んでいるお茶が、「どのようにして作られているか」も、紅茶を選択する際の一つの基準となるかもしれません。
環境保護に力を入れている会社
クリッパーのお茶の外箱の紙は、環境に配慮した製法で製造しているとのこと。また、茶葉を入れているティーバッグも、人工的な漂白剤を使用しないなど、環境に配慮したしているとのこと。
実際、クリッパーのお茶のパッケージをみると、落ち着いた色合いが多く、外箱を触ってみると、少しざらざらした感触がします。また、ティーバッグの紙も真っ白ではなく、自然な紙の色をしています。このざらざら感や、オーガニックな色のティーバッグがまた、カッコよく、いい味を出しています。
「グレイトテイストアワード」で受賞
もちろん、イギリスを代表するお茶のブランドなので、お茶の味も美味しいです。近年では、”食のオスカー”とも呼ばれる国際大会「Great Taste Award -グレイトテイストアワード-」でも受賞しているとのこと。
種類も多く、オーガニック紅茶や、ハーブティーの種類も豊富です。パッケージもとても可愛いので、見た目で選んでみるのも楽しいかもしれません。
食事の後にお勧めなミントティー「AFTER DINNER MINTS」
クリッパーでは、紅茶以外にも様々な種類のハーブティーを展開しています。この中でも、お勧めは「ミントティー」。「AFTER DINNER MINTS」は、ペパーミント、スペアミントと2種類のミントに、フェンネルとジンジャーのスパイシーテイストをバランスよく合わせた、カフェインフリーの有機ハーブティーです。
入れ方
- お湯の量:250ml(ティーバッグの内容量がたっぷりなので、ポットに一つでも十分です)
- お湯の温度:100℃
- 抽出時間:3-5分ほど蒸らしてください。
お湯を注いでから、すぐにミントの成分は溶け出していますが、長めに(5分ほど)蒸らす事で、より味や香りを楽しむ事だでいます。
味・香り
ティーバッグを開けた瞬間、ミントのスッキリした香りがします。ペパーミントのスッキリ爽やかな香りと、スペアミントの少しだけ甘い感じの香りに、ちょっとだけスパイシーな香りが(本当にちょっとだけ)するのは、フェンネルでしょうか。とても美味しハーブティーです。
総評
ミントの香りや味もしっかりして、フェンネルやジンジャーが少しだけ特徴的な美味しいハーブティーです。朝、お仕事前に、スッキリしゃっきりしたい時の一杯に、お肉など重い夕飯を食べてからの胃腸を落ち着かせるための一杯に。また、カフェインフリーなので、就寝前にもおすすめです。
味:★★★★★
香り:★★★★☆
オススメ度:★★★★★