今回は、創業1979年の老舗のレストランが提供する、旨みたっぷり、肉はほろほろのスペアリブが入ったランチコースをご紹介いたします。
「AMERICAN CLUB HOUSE」
「アメリカンクラブハウス」は、日本で初めてスペアリブを提供したお店として有名です。
(前略)アメリカで親しまれている味は日本人好みとは言えず、スペアリブに初めて触れる日本人にも受け入れやすいように改良を重ねた。
AERICAN CLUB HOUSEホームページ
そして余分な脂を落とし、柔らかくてジューシーで旨みを閉じ込めた全く新しいメイドインジャパンな「東京スペアリブ」を生み出した。
都立大学の駅から、5-10分ほど歩くと、突然おしゃれなレストランが出てきます。
インテリアは、落ち着いた雰囲気で、大きなツボが印象的(笑)。何度か行っているのですが、毎回同じ席に案内され不思議な気持ちになりました。
お勧めは「ランチコース(2,900円)」
初めて訪問される方には、ランチタイムにのみ注文することができる、ランチコース(2,900円)がオススメです。こちらは、アメリカンクラブハウスの看板メニュー「ほうれん草のサラダ」「スペアリブ」「高菜漬けピラフ」「アップルパイ」を全て味わうことができます。
つやっつやの「ほうれん草のサラダ」
まずは、すぐに看板メニューの一つのほうれん草サラダは、出てきます。こちらは、大皿なのでシェアしていただくことができます。鮮やかな緑とごま油を纏ったつやっつやの見た目が食欲を刺激します。ドレッシングの味付けは、日本人好みのごま油と醤油という和風味付け。こちらは、サラダほうれん草なない時代から、生のほうれん草のえぐみをどうにかできないかと試行錯誤した上で作られたドレッシングだそうです。フワッフワの生のほうれん草と塩味たっぷりのベーコン。ニンニクも効いていて、食欲をガンガン刺激するので、これからスペアリブを食べるお腹の準備(?)をさせてくれます。
「ほうれん草サラダを食べないと始まらない」というファンが多いらしいです。
ほろほろの「スペアリブ(醤油味)」
メインのスペアリブも大皿で出てくるので、シェアしていただくことができます。まずは、醤油ソースの香りでこれまた食欲が刺激されます。
1979年は、まだ、骨付きの肉自体が流通していなかった時代で、まずは、材料をどう入手するかから始まったそうです。友人の実家である地方の食肉卸業者に相談し、当時は規格外で市場に出すことができなかった肩の部分を材料として確保。そして、日本人好みの味にするため試行錯誤し、現在の、余分な脂を落とした、柔らかくてジューシーで旨みを閉じ込めたスペアリブの形を作ったそうです。
こんな試行錯誤をした結果のスペアリブが美味しくないわけありません。一口頬張ると、お肉部分はほろほろ柔らかく、脂部分の旨みも素晴らしいです。余分な油を落としているので、思ったよりもあっさり食べることができます。
そして、ソース!!お肉の旨みとが溶け出した醤油味の濃いめのソースの味に、ご飯が食べたくなります。お店の方に相談したところ、白ごはんも提供しているとのことで、ソース絡めて余すことなくいただきました。お腹に余裕がある方は、ぜひ、白ごはんを追加注文し、ソースと混ぜていただきましょう!
ちなみに、スペアリブは、手で持ってかぶりつきがお勧め。迫力を味わうことができます。手を汚したくない方は、フォークとナイフでも肉を簡単に剥がすことができます。でも、骨の際にあるお肉まで全ていただくためには、やっぱり最後には手でいただくことに…
おかわりが止まらない「高菜漬けのピラフ」
今は、定番の高菜チャーハンですが、この頃はお漬物に火を通すこと自体が浸透していなかった時代。高菜の油炒めに着想を得て作られたという、高菜の美味しさがお米に染み込んだお米をパラッパらに炒めたピラフに、おかわりが止まりません。アメリカンクラブハウスの素晴らしいところは、一品一品が全てメイン級に美味しいということ。このピラフだけを食べるためにも、訪れる価値あり!
まあ、勿体無いので、毎回スペアリブも頼みますけどね。
冷たい・あったかい・サクサクの「アップルパイ・ア・ラ・モード」
そして、締めのアップルパイ!こちらは一人一ついただくことができます。
アップルパイは、焼きたてが提供されます。焼きたての熱々サクサクのパイに、冷たいバニラアイスがたっぷり乗っており、自然な甘さなのブルーベリジャムがアクセントになっております。結構な大きさのアップルパイ、すでにお腹はいっぱいでしたが、あまりの美味しさにぺろっといただくことができました。
紅茶と一緒にいただきました。大満足のコースでした。
その他メニュー
看板メニュー以外にもたくさんメニューがあります。
こちらは、季節毎のメニュー。瀬戸内レモンパイ・ア・ラ・モードがとても気になります。
再訪問時はいろいろ挑戦してみるのも良いかも。名前もクラブハウスですし、次回は、クラブハウスサンドでも食べてみたいところです。
お店情報
いつも満員なので、予約していきましょう。年配のグループや、家族連れが多い印象でした。お子様までみんなおしゃれしてきていたりして、何かの行事の後かしら?と、お客様を観察するのも楽しかったです。
- 店舗名:アメリカンクラブハウス都立大学 本店(AMERICAN CLUB HOUSE)
- OPNE/CLOSE
- Weekday
- LUNCH:11:30-15:00 (LO14:00)
- Dinner:17:00-22:00 (LO21:00)
- Holiday
- LUNCH:11:30-16:00 (LO15:00)
- Dinner:17:00-22:00 (LO21:00)
- Weekday
- 場所:東急東横線都立大学駅徒歩4分、自由が丘駅徒歩17分。
- 住所:東京都目黒区中根2-10-1