皆さま、こんにちは。FIKAです。
実は先日、トヨタが建設を進めている未来の街、「Woven City(ウーブン・シティ)」に行く機会がありました!
今回は、普段のティータイムの話題から少し足を伸ばして、未来を感じる街でのワクワクする体験をお届けします。
トヨタ「Woven City(ウーブン・シティ)」ってどんなところ?
ニュースやプレスリリースで耳にしたことがある方も多いかもしれません。「Woven City」は、トヨタが静岡県裾野市の旧東富士工場跡地に建設した、モビリティや通信、AIなどの技術を実際の街でテストする「実証実験の街」です。
2025年9 月から、人が実際に住みながら、新しい技術を開発・検証していくという、まさにSF映画が現実になったような壮大なプロジェクト。実は、Woven cityが実動し始めたのは、2021年2月。意外と最近であることにびっくりです。
「Woven(織る)」という名前
ところで、皆さまはこの「Woven(ウーブン=織られた)」という街の名前の由来をご存知ですか? 実は、日本を代表する自動車メーカーであるトヨタですが、そのルーツは自動車ではなく「織機」にあります。
創業者である豊田佐吉さんが、毎晩遅くまで機織りをするお母様の苦労を少しでも軽くしたい……そんな優しい想いから生み出した数々の発明が、すべての始まりなのだそうです。
「誰かのために」という温かい哲学が、織機から自動車へ、そして未来のモビリティの街へと、時代を超えて「織り込まれて」いるようです。

元工場が生まれ変わったイノベーションと憩いの空間
さて、ここからは実際のWoven City!
まず訪れたのは、「インベンターガレージ」。
実はこの場所、元々はトヨタの自動車工場(東富士工場)だった場所。その工場の骨組みや面影を残しつつ、憩いの場所や最新の職場、そして宿泊施設へと美しくリノベーションされていました。
外観は、ザ・工場という感じの「のこぎり屋根」!
でも、いざ中に入ると天井が高く開放感のあるリノベーション空間。無骨な鉄骨と、そこから差し込む柔らかな光、そしてたっぷりのグリーン。古いものと新しいものが織りなす(Woven)空間は、どこを切り取っても絵になります。

そして、プレス工場の空間を目一杯活用した、階段状の広々としたプレゼンスペース。
ここでは日々、新しいアイデアが生まれ、発表されているのかもしれませんね。


オフィススペース
「インベンターガレージ」内には、実際お仕事をされているオフィス空間があります。天井を見上げると、かつての工場の名残である大きなダクトや鉄骨がそのまま活貸されていたり、床にはかつての工場のラインがそのまま残っている場所もあり、この場所が紡いできた歴史を感じさせてくれます。
でも、一歩中へ入ると、洗練されたデスクやチェアが。赤い扉の部分は、会議室でした。
とにかく、おしゃれ〜こんなところで仕事がしたい…

全体的に無機質なインダストリアルデザインと、木の温もりが絶妙なバランスでミックスされているおしゃれ空間でした。

ホテルスペース
2階に行くと、関係者だったり、一時的にお仕事をしに来る方がお泊まりするホテルスペースがあります。こちらはその共有部なのですが…至る所にトヨタらしいデザインが散りばめられています。

例えば、スペースを区切るためのカーテンがあるのですが、さりげなくタイヤのデザインが!
また、畳の和モダンスペースには、センチュリーのロゴ。
ちなみに、畳に座って窓の外を見ると、富士山が見える…というステキ空間でした。


プレスでおなじみ!自然と調和する美しい階段状の建築
次は、生活と実証じっけんの空間です。Woven Cityといえば思い浮かべるのがこちらの風景ではないでしょうか。
緑があふれる階段状の建物!プレスリリースなどでもよく目にする、Woven Cityを象徴するような美しい建築です。晴れ渡った青空と、芝生の鮮やかな緑、そして近代的な建物のコントラストが本当に美しい!建物の間からは、富士山も見える素敵な場所です。



実証実験のために作られた街
街の各所には「ここは実証実験のための都市なんだな」と感じさせる工夫が散りばめられています。そのうち、個人的にとても印象深かったのが、「壁」!
よくよく見ると、建物の外壁は、同じ大きさのパネルを繋ぎ合わせられています。実証実験時に、カメラなど様々な機器を設置する際に、設置しやすように、壁はパネル単位で取り外しが可能。またパネルの裏側にケーブルなどを収納できるため、外観も綺麗に維持できる。なんて考え抜かれた効率的な仕組み。

また、街の中央には、至るところに白いベンチばあるのですが、こちら、実は3Dプリンターで作成しているとのこと。ベンチの下部には穴が空いており、フォークリフトで容易に移動させることが可能。街のデザインを自由自在に変えることができる!
お気に入りは、こちら。自販機の近くには、手洗いができるところがあったのですが、ついでにスマホ除菌ができる!手も綺麗、スマホも綺麗。

今回、動いているモビリティはあまり見学ができなかったのですが、施設内には実験中の機器が色々展示がされており、中には使ってみたり、体験することができるものもありました。

街の至る所が考えられており、工夫されており、そして現在実行系で試験が行われています。企業や住民が参加し、体験してみて、その意見を参考にまた…
こういうところで未来が生まれているんだな〜と思いました。
未来のモビリティ「Joby」
もう一つ興味深かったのが「Joby(ジョビー)」と呼ばれる、電動垂直離着陸機(eVTOL)。いわゆる「空飛ぶクルマ」や「次世代のヘリコプター」として注目されている乗り物です。
生の機体を間近で見ることができました(本体はインベーターガレージに展示)。
Jobyの特徴は、
- 電気で動く
- 垂直離着が可能
- 音が静か
垂直離着陸なので、ヘリコプターみたいに小さなポートがあれば利用可能。また、とっても静か(カフェでガヤガヤしていると気にならないくらい)なので、騒音が気にならない。
街で電気自動車を見かけることも多くなりましたが、近いうちに空でも電気モビリティを見かけることになるのでしょうか…

ちょっと一休み 。絶品ミルクティーとメロンパン
さて、広い街を歩き回って少し足が疲れてきた頃…個人的には一番のお楽しみ、カフェでのタイム!
Woven City内には、普段社員さんや住民が利用する素敵なカフェがありました。

こちらでは、ミルクティーとメロンパンやクロワッサンをいただいたのですが…
これが、感動するほど本当に美味しい!
ミルクティーは茶葉の香りがしっかりと立ち、ミルクのコクと見事に調和した本格派。そしてメロンパンは、外はサクッと、中はふんわり。バターの香りが口いっぱい。どこのパン屋さんのものだろう??これだけでも買いに行きたい!カフェご飯やスイーツのレベルが想像以上に高く、すっかり心も体も満たされました。

最先端のテクノロジーに囲まれた空間で、こうして丁寧に淹れられたお茶と美味しいスイーツでほっと一息つける。技術の進歩は、私たちの「心豊かな時間」のためにあるのだと、改めて感じた瞬間でした。
おわりに
未来の街「Woven City」での体験、いかがでしたか?
実証実験の最前線でありながら、どこか温かみがあり、人が心地よく過ごせる工夫が随所に感じられる素晴らしい場所でした。皆様も機会があれば、ぜひこの未来の空気を味わってみてくださいね。
最後に…
Woven cityは、マンホールも素敵でした。Woven cityの歴史、富士山、そして「Woven(ウーブン=織られた)」と、色んなものを詰め込んだデザインが素敵なので、ぜひ、探してみてくださいね。


